2018年度 一般社団法人みゆき野青年会議所
理事長 柳 克章
■はじめに
 四季を感じられる自然、四方を取り囲む山々、どこか懐かしい商店街、そして県内外に誇れる温泉資源や伝統工芸など、みゆき野の魅力を数え出せば尽きる事はありません。さらに先輩諸兄の熱い想いにより行われた新幹線の誘致活動によって、3年前には悲願であった新幹線飯山駅開業が実現されました。これにより東京など都市圏へのアクセスが良くなり、東京まで最短で1時間41分、長野や上越には10 分程度で移動可能となり、以前に比べ利便性が格段に向上しました。2次交通網やアクティビティーの整備、観光資源の発信強化により移住者や旅行者が増加し外国人旅行者の姿も多く見られるようになりました。今後は、より魅力ある地域としてさらなる発展が期待されています。
 我々は先輩方からそのバトンを引き継ぎ、みゆき野地域をより魅力あるまちへと発展させ、次の世代へと引き継いでいく為に、率先して行動していきます。

■魅力あふれるまち・ひとづくり
 新幹線駅が完成しハード面が整いつつある今、みゆき野地域を活気にあふれたまちとする為にはソフト面の魅力を充実させる必要があります。数あるソフトの中でも、最大の魅力となるのはみゆき野に暮らす“ひと”だと考えます。「まちづくりはひとづくり」という言葉があるように、まちをつくるのはひとであり、魅力あるひとにはひとが集まり、魅力が伝播し、やがて魅力あるまちがつくられていくのです。しかしながら、みゆき野に暮らすひとの中には、地域に誇りを持ち、楽しんでいても、なかなか前面に出していくのが苦手な方もいらっしゃるのではないでしょうか。みゆき野をより魅力あるまちに変えていくためには、みゆき野に暮らす人々が「みゆき野を楽しくしよう、みゆき野を楽しもう」と意識し、どんどん前面に出していく事が必要です。みゆき野に暮らす人々の意識を変える為に率先して行動し、我々自身も楽しむ事で、みゆき野を魅力あふれるまちへと変えていきます。

■子ども達を笑顔に
 当然の事ですが、子どもはいつか大人になります。大人になる過程で様々な経験をしますが、子ども達が成長する上で最も大切なことは笑う事であると考えます。笑う事で心が豊かになり、笑った楽しい記憶がふるさとを思い出させ、そこに愛着心が生まれます。子ども達の笑顔はひとを幸せにし、その幸せがあらゆる方向に広がり新たな笑顔が生まれます。しかし、我々大人は、「子どもの為だから、子どもはこうあるべきだ」と時に自分たちの考えを押し付けてしまいがちです。その繰り返しがいつしか子どもたちの笑顔を曇らせてしまうのかもしれません。子ども達のふるさとであるみゆき野地域で、笑顔があふれた楽しい想い出をつくり、ふるさとへの愛着心を育む事業を展開します。
 
■己を磨く
 消防団、地区の祭典団、おてんま、みゆき野で暮らしていく中には仕事や家庭以外にもやらなければならないことが沢山あって、負担に感じる事もあるかもしれません。しかし、それらはみゆき野で暮らしていく上で必要な事であり避けて通る事はできません。修練を信条の一つとする我々は、それを負担に感じるのではなくポジティブにとらえる事で、スキルアップに繋げる場とすることができるはずです。発想を転換させ一歩を踏み出す事で、新たな世界が広がります。大切なのは、自分の苦手や嫌だと思う事の中にいかに楽しみを見つける事が出来るかにあります。だからこそ我々はそう思う事こそ積極的に参加し己を磨きます。

■仲間を集める為に
 青年会議所は、毎年40 歳を迎えた会員が卒業となります。それは、自動的に会員が減少していく事を意味し、組織を存続させる為には新たな会員を拡大していかなければなりません。しかし、会員拡大は、組織の存続の為にだけ行う物ではありません。ひとはそれぞれ違う視点や価値観を持っています。同じメンバーだけで活動していると、意思疎通はとりやすいですが、意見が停滞し、マンネリ化してしまいます。仲間を増やす事で、新たな思考や意見が生まれます。新たな意見がさらなる意見を導き、組織が多様化し、メンバーが楽しむ事に繋がり、そこに魅力が生まれます。その魅力が地域の皆様にも伝わり、地域も活性化されていくはずです。地域の皆様に楽しんで頂く為にも、積極的な会員拡大をいたします。

■最後に
 楽しむだけと言えば、簡単に聞こえるのかもしれませんが、日々の仕事や家庭、ほかにも様々な事があり、時間に限りがある中でJC 活動に楽しみを見出す事はそう簡単な事ではありません。しかしながら、先輩諸兄が時には辛く苦しい中にも楽しみを見出し、情熱を持って活動されてきたからこそ、みゆき野青年会議所は、今ここに創立から44 年目を迎える事ができたのです。我々現役メンバーは、10 年後、20 年後の後輩達が青年会議所活動に誇りを持てるように活動しなければなりません。メンバーの団結と、何事にも楽しみを見出す姿勢があれば、どんな山でも乗り越えることができるはずです。
 山を越えた先に見える明るい豊かな社会の実現に向けてメンバー一丸となり一年間邁進していきます。


基本方針

1.魅力あふれるまち・ひとづくりの推進
1.笑顔あふれる子ども達の育成
1.会員の資質向上
1.会員拡大の実施
1.第36回いいやま雪まつりへの参画・他団体との交流